キミのとなり。第2部 49話のおさらい
良子と健一郎が良子の自宅に仲良く入っていったとの情報を得て、急いで良子の自宅に向かう春人。
ディナーを終えてちょうど外に出ていた2人は何やら良い雰囲気。
3人は合流したが良子は春人と話したくなくて自宅に戻る。
健一郎は良子に告白したことを春人に伝える。
怒る春人だが、それに対し良子への対応や扱いについて本音で怒りを伝える健一郎。
何も言い返せなくなった春人に健一郎は「これ以上良子の傷をえぐるな」と釘をさした。
キミのとなり。第2部 50話のネタバレとあらすじ
「最後にもうひとつだけ…俺の告白も含めてあとは良子が決めることだけど、お前これ以上あいつの傷をえぐるようなこと絶対にするなよ」
そう言って健一郎はその場を立ち去った。
一人取り残された春人。
「…どうしよう」
オレと良ちゃん、このまま終わるのか…
一瞬そんな思いが過ぎるが、それは嫌だ。
ちゃんと会って話して誤解だと伝えよう。
良子なら分かってくれるはず…
すかさず良子の自宅のインターホンを鳴らそうとするが、瞬時に健一郎の言葉が頭を過ぎった。
─お前、これ以上あいつの傷をえぐるようなこと絶対にするなよ
春人はその場で思い止まった。
その頃、良子のスマホに健一郎からの着信。
「もしもし健一郎…どうしたの?」
『あっおつかれ〜。いやさ、今日はお邪魔しましたって言おうと思って』
「ううん、こちらこそごめんね」
加え、健一郎は春人のことに対して余計なことをしたかなと伝える。
「正直助かったよ、わざわざごめんね」
謝ってばかりの良子に、健一郎は「ごめんねばっか言われるよりありがとうがいいな」と言った。
「うん、ありがとう」
その頃、春人は帰宅し同時に良子に電話を掛けていた。
もちろん、話し中のため繋がらない。
「良ちゃんの電話繋がらない…とりあえず帰ってきたけどどうしよ…」
早く良ちゃんに話して誤解を解きたい。でも…
─今は、その話したくない…
良子の辛そうな表情を思い出し、くそ…っと自分に悪態をつく。
こんなことになるなら最初から正直に言えば良かった。
“朝起きたらすみれさんとベッドの上にいた。でも何もしてない記憶がない”と
春人は“はっ”と苦笑い。
「バカげてる。今日みたいな状況じゃなくても信じて貰えないよ…」
そこに現れた兄の真人。
「電話勝手に切るなよなぁ」と玄関にうずくまる春人に声をかけながら近くが…
「なんで泣いてんだよ春人…」
春人は声を殺して一人泣いていた。
とりあえず入浴を済ませた春人は真人の部屋へ。
「風呂入って少しは落ち着いた?」
「うん…」
春人がさっき泣いていたことを誰にも言わないでと伝えると、真人はぶはっっと吹き出した。
「え!?ちょっと笑わないでよ!」
「は〜〜ごめんごめん、可愛いこと言うじゃんって」
かわいいかわいいとブラコンを発揮する真人だが、春人を座るように促した。
「で何があったん?」
「え…?」
真兄に言っても仕方ないと俯く春人だったが、「聞いてほしくて来たんだろ?」と真人。
で、どうした?と優しく微笑みかける真人を見つめる春人だが、またすぐに俯いてしまう。
そしてぎゅっと拳に力を込めて言った。
「オレ、良ちゃんと別れたほうがいいのかも…」
To be continued…
キミのとなり。第2部 50話の感想
どんどん泥沼化していく中、何も知らない真人の存在がかなり癒しだー!
いいお兄ちゃんだ。
こう見ると春人ってまだまだ可愛がられる弟ポジションであって、大人たちの恋愛に足を踏み入れるのはまだまだ早いよな〜〜と思ってしまいますね〜。
コメント欄では春人に対する厳しいコメントで溢れかえっていますが、うーむ。
一人の男としてはまだまだ未熟だと思うけど、それこそこの若さを思うとあまり責められるのも気の毒だよね。
でもね、ほんとお互いのために別れた方が良いかもしれないね(^^;;
ちゃんとマンガで読みたい人はcomicoへGO!
コメント