キミのとなり。第2部 72話のおさらい
春人&すみれ、健一郎&良子それぞれお出かけ。
健一郎と良子は映画を見た帰り、健一郎は自分の家族に良子と交際を始めたことを既に話したことを告白。
昨日の今日でとまどう良子だったが、久々に健一郎の自宅に遊びに行くことを決めた。
一方、春人とすみれはファミレスで食事中。
バイト先を変えるすみれが今後春人と会えなくなるのを寂しく思い、「付き合ってみないか」と提案した。
春人の返事は…?
キミのとなり。第2部 73話のネタバレとあらすじ
「付き合ってみない?忘れるためにも、新しくスタートするためにも…それに私…このまま…立花くんと会えなくなるのは嫌なの…」
驚いたようにすみれの話を聞いていた春人だが…
「それは…できないですよ」
即答する春人。
すみれは、やっぱり私じゃダメなのか、自分のせいだからと言ったが、春人は「そういう意味じゃない」と返す。
春人は高校生の頃良子にフラれた時、良子への想いが残ったまま同級生のりんかと付き合って傷つけてしまった時のことを話した。
「だから忘れるためにとか新しくスタートするためにとか…多分オレにはそういうのできないです」
それに対してすみれは「その子と私は違う」と返した。
「その子は立花くんのことが好きだったんでしょ?私は…会えなくなるのは嫌だけど、まだ…好きとかじゃないから」
俯きながらそう話すすみれに、春人は当然「じゃあなんで」と疑問符。
すみれは続けた。
「お互い利用しあえばいいんだよ」
恋愛の傷は恋愛で癒す。
女友達には言えないことも甘えられないことも男の人になら言えることがある。
あなたもそう思わないか、と。
春人は、確かに男友達には言えないこともあると共感。
すみれは嬉しそうに顔を上げたが、春人は続けた。
「だけど、一人で乗り越えることが…大切だと思うんですよね」
良子と別れたのは自分が中途半端な態度をとったから傷つけて不安にさせたのが原因と反省している。
「だからオレ…今度こそ自分の悪いところ直して良ちゃんにもう一回…」
「もう一度付き合える保証なんてあるの?」
春人の言葉を遮って、すみれは自分の経験を話す。
私は前の彼を最初からまっすぐ愛していた。
隠し事も曖昧な態度も取ったことはない。
彼は私のことを一番だと言いながら他の女とも交際し私を捨て、家庭を築いている。
真面目に愛しても、気持ちを伝えても受け入れて貰えなかったら意味がない。
ちゃんとしていれば思いが報われるとは限らないんだ、と…。
所変わって健一郎と良子はデート帰り。
自宅まで送ろうとする健一郎に良子は遠慮していた。
「健一郎も明日仕事でしょ」
「そうだけど…」
健一郎は良子の手を取りぎゅっと握る。
「一緒にいたいから送らせて」
渋々受け入れる良子だが、家の近くで手を繋ぐのはやめないかと言う。
(このシーン恋人繋ぎ…!)
良子の反応に健一郎の表情が曇る。
「…もしかしてお前、オレとのことも隠す気?」
「え?」
だってまだ家族に話してないんだろ?と問う健一郎だが良子は、昨日の今日だし健一郎が言うのが早すぎるんだと返した。
「俺はこの先お前と離れる気ないから、早いも遅いもないよ。それに…」
「え…何?」
─言いたくないのはそれだけなのか…
って聞くにはまだ早すぎるか…
焦りは禁物だな…
健一郎は良子に手をぱっと離した。
「わかったよ、普通に送る。行くぞ」
「え?何か言いかけたよね?」
「あー…別に」
「えぇ〜気になるんですけど…」
「まぁそうだな…」
健一郎は微笑みながら答えた。
「早く良子が昔みたいに俺のこと大好きになってくれるようにがんばりますってことだよ」
健一郎の答えに考える良子。
「……。……そんな時あったっけ?」
「うわー!ひどっ!俺のこと大好きすぎて姉ちゃんとのプリ見て勘違いしてヤキモチ妬いたり〜他にも…」
「ばか!そんな過去引っ張り出さないでよ!」
To be continued…
キミのとなり。第2部 73話の感想
うん、やっぱり健一郎と良子はすごく似合うよね。
良子が全然背伸びしてない感じがとても良い^^
春人はすみれの提案を即答で断ってくれて良かったよ〜。
また流されるかと思ったけど、ちゃんと過去のこと反省して成長しているね。
うーん、これほんと結末どうなるんだろう…。
コメント欄では「すみれしつこい、反省してない」「キムゴンは幸せになってほしい、傷つけないで!」のコメントが多いですね。
うーむ、確かに…一途な人が傷ついている人が多い漫画だからなぁ。
→次の話 第2部 74話「そんなこと言わないで」ネタバレ・感想
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コメント