キミのとなり。第2部 99話のおさらい
キミのとなり。第2部 100話のネタバレとあらすじ
「こんなとこに呼び出して…話ってなんだよ、キムゴン」
「お前さ…」
睨み合うように対面する2人だったが、
健一郎は突然「じゃんッ」と飲み物を差し出した。
「コーラとお茶どっちがいい?」
「え?」
「待たせたしあっちーし、買ってきた。で、どっち?」
「じゃあコーラ…」
春人はコーラを受け取ると「どうも…」と返す。
「どうもって…まあそんな殺伐とすんなよ」
「いや、だって…普通にできるわけないじゃん。無神経だな」
「えーでも立花、彼女できただろ?」
「え…っ?」
思いがけない質問だったのか、ドキッとする春人。
「なんで…」
「顔見れば分かる、と言いたいとこだけど。この前たまたま相田と神崎に出会って、一緒に茶した時に聞いたんだよ」
「そう…なんだ。それって良ちゃんも知ってたりする?」
「うん。だってその時一緒にいたから、良子も」
「…そうなんだ」
─…あぁだめだ…
良ちゃんにはまだ…知られたくなかったなんて考えたら
健一郎は近くのベンチに座ると話を続ける。
「でも良かったじゃん彼女できてさ」
「…まぁ」
「どんな子?」
「どんな子って…別に、キムゴンの知らない人だよ」
そう言って春人も健一郎の隣に腰をかけた。
「…ふーん、そうか」
─まぁあの子と付き合うなんて言えないか…
それにまだ良子に未練が…
「てか何、そんなこと聞くために呼び出したのかよ。LIMEで済むじゃん」
「あぁ、LIMEブロックされてなくてよかったよ」
「…忘れてただけだよ」
「わーひでーな」
「いや、だから用件それだけならオレ帰るけど」
「あぁそうそう、これ渡そうと思って」
「何これ手紙?中に何か入って。…!」
受け取った封筒の中を確認して驚く。
「これ…」
「お前が良子にあげた指輪」
「…!良ちゃんが…返してって言ったの?」
「…俺が返しとくって言ったんだよ」
「そう…なんだ。いいよ…元々そんなに付けてなかったみたいだし…良ちゃんみたいな大人にとっては俺が稼げるようなバイト代であげる指輪なんて持ってても恥ずかしいだけだよね」
「そんなこと言ってないだろ」
「捨ててくれればよかったのに…」
「俺も…そうしてほしかったよ。でもあいつが捨てるのは嫌なんだって」
「え?」
「お前が一生懸命バイト頑張って買ってくれたからって」
「え…そんなふうに…」
驚いたように少し表情が明るくなる春人を見て、健一郎は「はあ〜〜〜〜〜」と深いため息をついた。
「こんな敵に塩を送るみたいなことしたくないけど。教え子ってまじ厄介な。嘘つきづらいわ」
「キムゴン…」
「でも、お前これでちゃんと良子のこと終わりにしろよ。そのために彼女も…つくったんだよな?」
「…!分かってるよ…」
「そうか…ならいいけど?あともう一つ…お前に言っておきたいことがあるんだけど…」
「え…まだ何かあるの…」
「お前には言っておかないといけないかと思って」
健一郎は春人の顔をしっかりと見て伝える。
「俺…良子と結婚するから」
To Be continued…
キミのとなり。第2部 100話の感想
キムゴンの知らない人ねぇ。
またそうやってすぐバレる嘘つくんだから(-_-)
そういうところだぞ。
それにしても健一郎は経緯つきでちゃんと指輪返したね。
ほんと損するタイプの人だと思うけど、嘘つきより断然応援したくなるよね。。。
果たしてすみれのことまで話せるのか。
すみれのことを伝えるのかな?と思ったけど、まさかの結婚宣言だとは!
春人はどんな反応するんだろう??
ちゃんとマンガで読みたい人はcomicoへGO!
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