キミのとなり。第2部 105話のおさらい
キミのとなり。第2部 106話のネタバレとあらすじ
すみれの行動を怪しんだ真人。
勧誘の電話は実際に掛かってくるけど…と思いつつ、自分の店の女性客との会話を思い出す。
客「この前〜、旦那と居るときに急に浮気相手から電話来てね」
真人「マジですか、それはやばいですね。どうしたんですか?」
客「セールスからの電話って言ってごまかしたわよ。男の人って結構それで信じるのよね」
真人「ええ?オレなら疑っちゃいますけど」
客「それはあなたが浮気するタイプ、もしくはされてきたタイプなのよ。基本的に人は自分の行動範囲を超えることは想像しないからね」
他にも
客(キャバ嬢)「街で彼氏と歩いてるの見られたら、お兄ちゃんって言ってます」
とか
客(大学生)「世の中男が浮気してるのがよく取り上げられるけど、女の子もしてますよねー。私の友達も結構浮気してます」
とか!
─そんなことを頻繁に聞いてるから、さっきのすみれさんの行動に何か裏が…
女の子って嘘上手いよな…と思っていると…。
すみれ「お兄さん」
すみれに突然声をかけられビクッとする。
すみれ「これ、良かったら食べてください。お酒も後から持って来ますね」
と、きゅうりの和え物を差し出す。
真人「え?これすみれさんが作ったの?」
すみれ「はい、夕飯までの小腹の足しにできるかなって」
真人「おお、おいしい!」
すみれ「よかった。立花く…じゃなくて春人くんもお兄さんもきゅうりの和え物好きって聞いて。一応味付けはうちの特製なんですよ」
真人「へぇ、こういうのサクッと作れちゃうのってすごいよ〜。春人も喜びそう」
─まぁ、春人もちゃんと考えて決めたんだし…
余計な心配だったかな
そんなことを思いつつ、ハッと“自分は余計な知識ばっか増えるから恋愛ができないのか…?”と気づいた真人だった。
一方すみれは、浮気相手からの電話の要件を気にしていた。
その頃、良子と春人は
良子「あの…さ。すみれさんって大丈夫なの?」
春人「は…?どういう意味?」
良子「えっとその…」
─やっぱり聞いてないんだ
あのことをどう伝えたら…
春人ができるだけ傷つかないように…
春人「良ちゃん、もしかして俺たちのしたこと根に持ってる?」
良子「え…?根に持ってるって…」
春人「確かにすみれさんはひどいことしたと思うけど、それでもダメになったのはオレたちの問題じゃん。それで…良ちゃんはキムゴンを選んだからそれじゃダメなの?まだ何か彼女に言わないと気が済まない?」
良子「そうじゃないよっ。それよりももっと…」
春人「もっと何?」
春人は冷たい視線を良子に向ける。
良子はそれに怯んでしまった。
─今言うべきなの?
家にはすみれさんも春人のお母さんもいるのに…
今すみれさんが浮気してるかもしれないって伝えてもいいの…?
春人「良ちゃんは、オレとすみれさんが付き合うのが気に食わない?まぁそうだよね。良ちゃんからしたらオレたちって最低だもんね。浮気した元カレとその相手だもんね」
良子「そんな…!だってあれは春人浮気してなかったんでしょ?それに今は春人が心配で…」
春人「…だよ。心配ってなんだよ…っ」
突然声を荒げる春人にビクッとする良子。
春人「別にもう関係ないじゃん。良ちゃんはオレの彼女じゃないし、オレだって良ちゃんの彼氏じゃないんだよ」
良子「そうだけど、でもね…」
春人「そうやって気にかけたり優しくしたり、中途半端なことしてたらキムゴンのことも不安にさせるんじゃない?
良子「……っ」
春人「良ちゃんはオレのことを思って、とか…良い人のつもりかもしれないけどさ。そういうのって思わせぶりだし、良くないと思うよ」
良子「それは…!」
春人「いやさ、オレも人のこと言えないんだけど。今まで散々思わせぶりな態度とか好きじゃない子にも優しくしてきた。でも今日まで色んなことがあってオレだって学んだんだよ。無駄な正義感とか優しさって残酷なんだなって。だからオレはもう彼女以外に優しくなんてしないし、彼女のことを悪く言う人なんて信じないよ。変な心配してもらわなくてもオレたちは大丈夫だから」
そういうと春人はその場を去ろうとする。
制止する良子に振り返り
「良ちゃんもキムゴンだけを大切にした方がいいよ。じゃあね」
冷たい視線と共に言い、その場を後にした。
To be continued…
キミのとなり。第2部 106話の感想
うん、春人の反応は思った通りだね。
それよりもすみれが浮気してることが発覚したときの反応が見たいよ(黒い)。
春人が言ってることは正論だと思うんだけど、言葉の選び方が下手だよね。
それになんか…自分の首を絞めてる感じがちょっと…フフフ。
良子は一応伝えようとしたし、後になって春人が「教えてくれればよかったのに!」とか駄々こね回避はできるねきっと。
良子もうこれ以上余計なことしないでね。
はぁ…なんか最近読んでて疲れてくるな…。
ちゃんとマンガで読みたい人はcomicoへGO!
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