前回の勉強「【C♯初心者】ソースコード入力と意味」の続き。

今回は「文字列」と「数値」の表記の違いについて詳しく勉強だ。

文字列って前回もちょっと出たような・・・?

そう。
まずは文字列の復習からやるぞ。

をん、お腹すいた。

あとにしろ。
文字列の扱い方
「文字列」とはプログラムの実行結果に表示させたい文字のこと。
〈ソースコードの例〉
using System; class Hello { static void Main() { Console.WriteLine("にゃと一緒に勉強しよう!"); } }
このプログラムを実行すると

にゃと一緒に勉強しよう!
という「文字列」が出力される。
ソースコードでいうと、文字列は
の「” “」で囲まれた部分になる。
文字列入力の注意点
二重引用符「” “」で囲った文字列は途中で改行することができない。
例えば・・・
しちゃダメ!?”);
このコードを実行するとエラーになる。

シャーちゃん、何言ってるかよくわからない〜
因みに、改行の関連の話で
ソースコードに空白行を入れるのはOK!
※空白行とは文字も記号も何も入力していない行のこと。
段落を分けるような使い方ですね。
特に行数が多いプログラムではソースコードを読みやすくするために空白行は積極的に利用されるそう。
■文字列を入力する時のポイント■
・出力したい文字を「” “」(キーボード半角のshift+2)で囲む!
・「” “」の途中で改行はできない。
数値の扱い方
まずは数値で簡単な計算をしてみる。
〈数値を扱う時のソースコードの例〉
using System; class Hello { static void Main() { Console.WriteLine(100 + 5); } }
こんな感じ。
このソースコードを実行すると

105
と出力される。
文字列との違いは、「” “」がないこと。

ねぇねぇ、
もし「” “」を付けて実行したらどうなるの?
エラーになるの?

やってみよう。
これを実行してみると・・・

100 + 5
と、計算されず、計算式がそのまま出力される。

「文字列」と同じ扱いになるってことだな。

ほー!
数値では()内で計算した結果を出力することができるので、
計算結果を出力させたい場合は「” “」で囲まないこと!
プログラミングでの計算式
例えば・・・
using System; class Hello { static void Main() { Console.WriteLine(100 + 5); Console.WriteLine(100 - 5); Console.WriteLine(100 * 5); Console.WriteLine(100 / 5); } }
このコードを実行すると

105
95
500
20
と、()内で計算した結果が出力される。
算数で使われる四則演算は「+」「-」「×」「÷」。
これをプログラミングで入力する時、「×」「÷」はキーボード上にないので別の記号を使う。
それぞれ・・・
「+」は「+」
「-」は「-」
「×」は「*」
「÷」は「/」
と入力する。
これらの四則演算を表す記号を「算出演算」という。
因みに、小数付きの数値の計算もできる。
これを実行すると

1332.72
と小数点以下の結果も出力される。
■数値を入力する時のポイント■
・数値(計算式)は「””」で囲まない。
・「+」「-」「*」「/」の記号を使って四則演算ができる。
演算についてはまた後日詳しく勉強します。

「をん」+「にゃ」はな〜んだ!

もふもふのベッドで寝る「にゃ」。

・・・正解は「仲良し」です。
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