神社のお守りにはどんな種類がある?扱い方や返納などの基礎知識

パレットこんにちは、元神社職員のパレットです。

神社に関する知識やうんちくを、初心者向けになるべく難しい単語は抜きに分かりやすく説明しています。

今回は お守りについてお話しをします。

皆さんはお守りについてはどんな知識をお持ちですか?

種類や扱い方、神社への返納の仕方など詳しく見ていきましょう。
お守り

スポンサーリンク

【お守りとは】

皆さんご存知の通り、お守りとは持つ人の願いに応じて安全や成功をお守りしてくれるものです。

もちろんお守りを持っていればお願いが叶う、というわけではありません。
特に合格祈願や交通安全祈願は努力や安全運転を心がけることは前提条件ですよね!

因みに覚えていただきたいのが、お守りは商品ではありません。
神様の分身と思ってください。

×1個 、2個 → ○1体、2体
×買う・購入 → ○受ける、授かる
×売る・販売 → ○授与する
×値段・価格 → ○初穂料
×捨てる → ○返納する

「こちらのお守りを1体ください」
「こちらのお守りの初穂料はおいくらですか?」
「お守りを返納する場所はどちらですか?」

こんな感じで自然と言えたらかっこいいですね!

スポンサーリンク

【種類と意味】

お守りの種類については、その神社オリジナルのものや、神社によって同じ意味でも名前が違うものがあったりもするので、今回紹介するのはよく見受けられる代表的なお守りです。

参考までにご覧下さい。

・種類と意味

「交通安全(こうつうあんぜん)守」
交通事故に遭わないように身を守ってくれるもの。

車に乗る人用には、紐でぶらげるタイプ、吸盤タイプ、ステッカータイプなど様々な種類があります。

歩行者用、バイク用に適したものもあります。

 

「護身(ごしん)守」
すべてのものから身を守ってくれるお守り。

どれにしようか迷ったときは、こちらを選べば問題ないありません。

 

「身体健全(しんたいけんぜん)守」
現在健康な人が、これからも健康でありますように。

病気平癒守と混同しないように注意。

 

「病気平癒(びょうきへいゆ)守」
現在病気を患っている人が、病気が治りますように。

身体健全守と混同しないように注意。

 

「安産(あんざん)守」
妊婦さんが持つお守り。母子共に安全で子どもが産まれてきますように。

子授け守りと混同しないように注意。

 

「子授(こさずけ)守」
まだお腹の中に子どもがいない女性へ。
子供を授かりますように。

安産守と混同しないように注意。

 

「 合格(ごうかく)守」
一生懸命勉強するので、受験に合格しますように。

必勝守と混同しないように注意。

 

「学業成就(がくぎょうじょうじゅ)守」
勉強したことが身になりますように。
特に試験が近くない人はこちらを身につけていると良いです。

学生が持つイメージが強いですが、社会人の方でも何か勉強していることがあれば是非身につけてください。

 

「必勝(ひっしょう)守」
主にスポーツをする人へ。
一生懸命練習するので試合に勝ちますように。

合格守と混同しないように注意。
政治にも○

 

「縁結(えんむすび)守」
良い縁がありますように。

異性との良縁(恋愛)で捉えることが多いと思いますが、広い意味で同性や幅広い年齢層で良いご縁がありますように、などと捉えてOKです。

 

「厄除(やくよけ)守」
厄年の人が持つお守り。

それ以外にも、最近嫌なことが続くな~なんて方も身につけてOK。

 

「干支(えと)守」
十二支それぞれの刺繍が入ったものが多いです。
根付けやキーホルダーや鈴のタイプもあります。

意味としては開運や護身ですね。

選ぶのはご自身の干支でも良いですし、今年の干支でもOKです。

どちらでもなく、辰の刺繍がかっこいいから、卯の刺繍がかわいいから、なんて理由で選んでも問題ありません。

 

代表的なお守りはこの辺りでしょうか。

その他、「技芸上達守」「しあわせ守」「就業守」「旅行安全守」などなど神社によって様々なお守りがあります。

だいたいは名前の通りのご利益ですが、上記で説明したように紛らわしいものも多いので悩んだら神主さんや巫女さんに聞いてみましょう。

・初穂料

初穂料=値段のことです。

小さめのステッカーなどを含め100円から授与しているところもあります。

初穂料に関しても神社によって様々ですが、大体800円~1000円くらいのお守りが多いのではないでしょうか。

因みに消費税は掛かりません。

【扱い方、返納の仕方】

では続いて、お守りの扱い方と返納の仕方について説明します。

特に、お世話になったお守りの処分については知らない方が多いので、ここでよく勉強してください。

扱い方

お守りは神様の分身なので大切に扱いましょう。

落とす、またぐ、踏む等は絶対にしないこと。

神社でお守りを授与していた頃、誤って落としてしまったものなどは再度お払いをしていました。

そんなに神経質になる必要はありませんが、故意にやることだけは絶対にやめましょう!

返納の仕方

お守りのご利益は授かってから1年です。

1年経ったら神社にお返しして、必要であれば新たにお守りを授かりましょう。

お守りを授与している神社であれば返納所が必ずあります。
神社のお守りは神社に返納すること。

お寺に持っていかないように注意です。
逆にお寺のお守りはお寺に返納してください。

返納料金は神社によって違います。

無料で受け取ってくれるところや、300円からのところなど。
分からなかったら神主さんや巫女さんに聞いてみましょう。

無料で引き取ってくれるところでも、お気持ちがあればお賽銭に感謝の気持ちを納めると良いですね。

☆(余談)パレットが神社に勤めていた頃の話☆
ある日元気なおじさんがお守り授与所やってきて「これさ~もう要らないから捨てといて」と返納するお守りを持ってきました。

なんと。なんとまぁ。。。
1年守ってもらってそりゃないぜと思ったものです。

「ご自身の手で返納して神様に感謝の気持ちをお伝えしませんか?」と言ってみると
「めんどくさい」と。

まぁ気持ちはそれぞれで、これ以上私が何か言うことでもないので結局その場で預かりましたが。

実に残念であります(´・ω・`)

【その他お守りについてよくある質問】

お守りに関する「よくある質問」についてまとめました。

参考にしてください。

通販でお守りを受けてもいいの?

よく通販でもお守りを授与しているのを見受けます。

個人的にはよっぽどの理由がない限り通販で授与されるのはオススメしません。

祈願がされているのは確かでしょうが、配送時に誤って落とされたり踏まれたり、、、
そのお守りのご利益は大丈夫ですか??

自分が何らかの理由で動けない状態、状況(足が悪い、入院中など)だったり、代わりにお守りを受けに行ってくれる人がいない場合以外はきちんと自分の足で出向きお守りを授かりに行くのが一番だと思います。

お守りは複数持ってもいいの?

ご自身にあった内容のお守りであれば何体持っても問題はありません。

よく神様同士がケンカするとか言いますが、そんなことはないです。
例えばご利益違いの神社でお祈りしても、きちんと伝わりますからね。

ただし、お寺のお守りとは一緒に持たない方が良いです。
仏教と神道で宗教が違いますからね。

これに関しては、一緒に持っていても問題ないという人もいますが私はナシだと思います。

ただ、家族や知人のいただきもの等で両者のお守りを持ってしまう可能性もありますよね。

「私は神道なの!」などときっぱり断れない場合は仕方ないと思います。

返納する時に神社とお寺にそれぞれお返しするようにしてください。

絵馬の書き方

絵馬にも様々な種類がありますが、書き方は共通です。
絵が描かれていない裏面に書きます。

[絵馬に書くこと]
  • 「奉納」という文字(既に書いてある場合は書かなくてOK)
  • 祈願内容
  • 住所
  • 氏名
住所と氏名も神様にどこの誰か知ってもらうために書いた方が良いです。

ただ今の時代は個人情報うんぬん、祈願内容を面白がってSNSに晒されるなどありますから、気になるならイニシャルと○○県○○市くらいまでは書いた方が良いと思います。

1年経ったら必ず返納しないといけないの?

特に持ち続ける理由がなければ感謝の気持ちを込めて返納しましょう。

すごく気に入っているとか、心の支えになっているとか特別な理由があるなら持ち続けて大丈夫です。

ただ、ご利益としては1年でなくなってしまっているので必要であれば新たにお守りを授かりましょう。

一年以上経ったお守りを持ち続けたい方向けの詳しい記事は以下をご参照ください。

お守りは1年以上持っていても大丈夫?〜お守りをずっと持っていたい!〜

・誰かにプレゼントしたりされたりしていいの?

特に問題ありません。

ただ自分が得たいご利益とかけ離れたものをもらったら考えものですね^^;

例えば安産守が欲しいのに子授守だったとか。

間違えた場合などはお守りを受けた神社に相談してください。

【まとめ】

  • お守りは似たような名前でもご利益の内容は違うので気を付けましょう。
  • お守りは神様の分身なので扱いには充分注意しましょう。

お守りを「物」として扱う人が大半です。

神経質になる必要はありませんが、お守り(神様)に守ってもらってることを再認識して丁寧に扱いましょう。

お守りに関連する「お札」については次の記事に記します。

神棚がなくてもお札は祀れる!お札に関する基礎知識

<関連記事>
神棚に置く神具の配置は?設置する方角など神棚に関する基礎知識
神社の祈祷の作法と流れ~種類や縁起の良い日、玉串奉納など~
神社のおみくじを引くタイミングは?おみくじに関する面白い知識

「神社に関する知識」の記事一覧へ

ホームへ戻る

コメント

タイトルとURLをコピーしました