こんにちは、パレットです。
きっと誰かの力になれる情報をブログに綴っています。
女性なら経験する可能性のある子宮筋腫。
子宮筋腫はイタズラするものとおとなしいものとあるそうですね。
おとなしい子宮筋腫は放っておいても大丈夫だそうですが、私の場合はイタズラっ子な子宮筋腫でかなり苦しめられました。
早く病院に行けばそんな苦労はありませんでしたが、
健康管理がズボラ過ぎる私は子宮筋腫を1年放置しました。
子宮筋腫を1年間放置するとどうなるのか?
今思うと、“あんな状態でよく生きていたな”という感じでした。
不正出血の始まり
特に生理不順ではありませんでしたが、ある日突然不正出血が始まりました。
「始まりました」というのは、その後1年間1日も止まることなく毎日出血が続いていたのです。
でも経血のような赤々としたものではなく、水を含んだような薄い血が大量に出ていました。
生理も月1で普通に来ていました。
この時点では子宮筋腫だとは知らず
「すぐ良くなるだろう」
そう思い、暫く放置を決め込みました。
いつしかこの不正出血は私にとって“日常”となり、当たり前のことなので病院に行くという選択肢は思い浮かびませんでした。
(そんな自分にやれやれです┐(´д`)┌)
悪化
不正出血が始まって約3ヶ月後。
病院に行く選択肢のない私は、より良い紙ナプキンを探していました。
というのも不正出血の量はどんどん多くなり、仕事中などトイレに行きたくても行けなかった時、ついに恐れていたことが起こったんですね。
もう紙ナプキンに出血が収まりきらず、足を伝って地面まで垂れたのです。
ぎやあああっ(←心の中での叫び)
すぐにナプキンを取り替えようと会社の女子更衣室まで戻りましたが、その間にも後ろを振り返ると地面に血が点々と残っています。
なんの事件やこれ!誰かが怪我して足を引きずって歩いているのか!?((((;゜Д゜)))
と思うほどに、見つけた人が血を辿った先にあるものを恐れるくらいの血痕を残しましたね。
奇跡的に誰にも見られず、地面についた血も拭き取れました。
ほんと奇跡…
2時間に1回はナプキンを取り替えないと漏れる状態でした。
そして夜は子供用のお漏らしシートを敷いて眠らないとシーツが悲惨なことになっていました。
因みに私が色々ナプキンを使って試した結果、個人的にオススメできる紙ナプキンは「ロリエ」です。
ロリエ先生と呼ばせていただいているくらい助けられました。
さすが2倍吸収です。
現在は紙ナプキンをやめて布ナプキンで日々過ごしています。
使い捨て布ナプキンを手作りしよう!
興味のある方は参考にしてください。
貧血・動悸・息切れ
不正出血から約半年後。
当たり前ですが、ひどい貧血状態でした。
それだけならまだしも、少し動くだけで心臓がバクバクするようになりました。
走ることができません。
走りたくても走れないのです。
当時私はアパートの2階に住んでいましたが、階段を上る前にその場に座り必ずひと休みしていました。
駅から自宅まで歩いてきて心臓がバクバクしてひどく息切れしているので、それが治まってからでないと階段を上ることができなかったのです。
もちろん、階段を上りきったら再び心臓バクバクです。
これも私にとってはごく当たり前の日常でしたが、今思うととても危険な状態だったと思います。
子宮筋腫発覚
相変わらず特になんとかしようと思うこともなく、
不正出血が始まってから丸1年後。
20代対象の「無料子宮がん検診」の案内が届きました。
子宮がん!?そうか!この可能性があるのか!
もうおバカとしか言い様のないおバカです。
ここでようやく病気やがんの可能性を疑いました。
早速無料検診を受けに婦人科へ。
検査の結果、子宮筋腫があることが発覚です。
1年も子宮筋腫を放置していたことに看護師さんに「やれやれ┐(´д`)┌」な顔をされました。
はい、私もそう思います。
お医者さんに「一度大きな総合病院に行ってください」と言われたので、紹介状を書いてもらい日を改めて大きな病院に行きました。
手術
大きな病院に行って再検査です。
もちろん子宮筋腫はそこにいました。
子宮筋腫は大抵の場合、子宮内部にコブのようにできているそうですが、
私の場合は「子宮外部にぶら下がっている状態」でした。
医者「すぐ手術が必要ですね。できれば今週中に」
私 「えええーーー!?(・Д・)」
いや仕事あるしな〜
あまりにも急過ぎないか??(←いや遅すぎるんだよ)
貧血の状態などから命に関わるかなり危険な状態とのことだったので、先生と会社に相談して10日後に手術することを決めました。
(手術の詳細については別記事にまとめるのでここでは割合します。)
5日間入院&手術をして子宮筋腫を無事に退治することができました。
因みに手術しても再発の可能性はあるそうです。
子宮筋腫がなくなって…
手術が無事に終わりましたが、貧血は残っているので病院で出された造血剤を飲みながら日常生活に戻ります。
子宮筋腫がなくなってからの体の変化はというと…
走れる!
私走れるぞ!!
嬉しくてすごくはしゃぎましたね。
この1年間、貧血と動悸・息切れが日常でしたが、そうだ本来はこっちの生活が日常だったんだ。
と当たり前のことですがとても不思議な感覚で、生まれ変わった気分でした。
造血剤は2ヶ月程飲み、その後完全に回復しました。
最後に
正直、無料子宮がん検診の案内が来なかったらまだまだ放置していたと思います。
でも本当に今思うと、“少し動くだけで心臓バクバクの息切れ状態”はかなり危険なところまでいっていたと思います。
不正出血が続く子宮筋腫の場合はすぐに対応することを強くお勧めします。
今だからこそ語れる子宮筋腫の貴重な体験談でした。
少しでも多くの方の参考になれたら幸いです。
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