誰かの力になれるような些細な情報やレポートを日々綴っています。
今日は「上司あるあるネタ」について私が実際に体験したことをまとめたいと思います。
会社に勤めているとほとんどの人が接触する目上の方々。
職場の上司や先輩ですね。
上司あるあるネタでよく聞く話ってありますよね。
例えばこのような発言ですね。
報連相が口癖の“ほうれん草上司”です。
私はネット上での話しか「上司あるある話」を聞いたことがなかったのですが、ついにリアルで遭遇してしまいました。
今回は実際に私が出会ったあるある上司の言動を、イラストを交えて報告したいと思います。
なんでもかんでもパワハラとは言いたくないですが、同じようなことで悩んでいる方はたくさんいると思います。
あるある~!!っと共感してもらえると嬉しいです。
さぁ早速、ほうれん草上司の出社ですよ。
ここはある会社の支店事務所。
小さな事務所なので配属された社員も少人数です。
「おはようございまーす。あれ?今日ほうれん草上司お休みですか?」
「いるよ」
「はぁ…」
「憂鬱ですね」
ガチャン!(ドアを開ける音)
「…」
バタンッッッ!!!(ドアを閉める音)
「「ほうれん草上司、おはようございます」」
「はいはい(-言-)」
朝から不機嫌なほうれん草上司。
本日も波乱の予感な1日です。
1.『報連相しろ!』
報連相しろが口癖のほうれん草上司。
早速新卒ちゃんがほうれん草上司に挑みます。
「ほうれん草上司、昨日頼まれた資料の整理終わりました。」
「で?だから何?」
「え?」
「だから、それが何なの?」
「え、いや…報告を」
「いちいちそんなこと報告しないでくれる?」
「はい…(´・ω・`)」
『報連相しろ⇔いちいち報告するな』
あるあるです。
なんでもかんでも自分で全ての仕事を把握しておきたいほうれん草上司。
どんな些細なことでも報告しないと怒られるのですが、どうやらこれは報告しなくても良かったみたい…。
「怒られちゃいました」
「報告するべきものと、しなくて良いものとあるみたいだね。私も入社したばかりだから早く覚えないとな~…」
それなら覚えて済む話なのですが、数日後…
「おい新卒。昨日頼んだ資料整理やってねぇの?」
「え?もうとっくにやりましたよ」
「はああ!?なんで報告しないの?ずっと待ってたんだけど!報連相しろよ!」
「え!?すみません…(´・ω・`)」
なんと…
前は報告不要と言われた仕事が、やっぱり必要だったみたいです。
報告するべきことと報告が必要ないものときっちり分けられたら良いのですが、同じ仕事内容で前と言うことが変わるので困りものですよね。
とりあえず皆怒られるの覚悟でなんでもかんでも報告することにしていました。
2,『その都度報告しろ!』
仕事の進捗状況や結果をリアルタイムに報告してほしいほうれん草上司。
みんな言われた通り、全ての仕事に動きがある度に「その都度」報告しています。
「ほうれん草上司、○○の件ですが…」
「ほうれん草上司、××のお客様が…」
「ほうれん草上司、△△が出張先の何処其処で…」
こんな毎日が続くとついに…
「あのさぁ、お前らさぁ~」
ゴクリ…
「まとめて報告してくれない?」
きたぁぁぁぁぁっっ!!
「その都度報告されてもさぁ、忙しいんだよね俺。分からない?」
『その都度報告しろ⇔まとめて報告しろ』
来ましたこれ。
“なんでもかんでも報告しとけば良い”が通用しないパターン!
まとめて報告したら次は必ず「その都度報告しろって言ったよな?」って怒られるやつじゃん。
どうすればいいの!?
「先輩、どうしましょう(-_-;)」
「俺はもう報告しない」
おぉう…
実際、先輩はどんなことでもほうれん草上司に報告することはなくなり、完全に怒られ慣れていました。
その後、まとめて報告したら案の定「その都度報告しろ」と怒鳴られ私も新卒ちゃんもお手上げ状態です。
これには対応のしようがありませんでした。
3,『あたりまえじゃん』
仕事に慣れてくると、これはやった方が良いとか、こうすると皆が助かるとかノリで分かることってありますよね。
そのノリで自分がやったこともない仕事でしたが、ほうれん草上司の手伝いと思って声をかけたことがあったのです。
「ほうれん草上司、Web画像のupですが良かったら私がやりましょうか?」
「あたりまえじゃん」
ふぁっ!?( ; ゜Д゜)
いつからあたりまえに!?
内心チッと思いながらその“あたりまえ”の仕事をやります。
そして後日、その“あたりまえ”の仕事をやると…
「何勝手にやってんの!?報連相しろよ」
はい。
予想通りですよね。
とりあえずこれに関しては、「あたりまえじゃん」と言われる覚悟で毎回確認することにしました。
あーーー…めんどくさ~~いホント。。。
怒る方も疲れないんですかね。。。
4,『言われたことだけやってればいいんだよ!』
まだ新卒で自分のやるべき仕事が分からない新卒ちゃん。
自分なりに仕事を探したり勉強したり頑張っている様子でした。
「ほうれん草上司、○○の仕事をしたので確認していただけますか?」
「はああ???何勝手にやってんの?お前は言われたことだけやってればいいんだよ!座ってろ!!」
「はい…(´・ω・`)」
しょんぼりした新卒ちゃんは着席してソワソワ。
何がダメだったのか確認したり、マニュアルを見てみたり。
本当に見ていてかわいそうなくらい。。。
「ほうれん草上司、私お茶煎れてきますね」
私は席を立ち流し台へ向かいます。
お茶を煎れているとほうれん草上司がやってきました。
デスクで何もできずにソワソワしている新卒ちゃんを見かねて、私に愚痴を言いに来たようです。
ほうれん草上司が放った一言。
「あいつってほんと指示待ち症候群だよな」
もう何も言うまい…
5,『お前らもっと雑談したら?』
あんたのせいだよ!
と言い放ちたいですね。
「お前らさぁ、黙って仕事してて疲れない?もっと楽しく雑談してコミュニケーションとれよ」
もうこれさ~
言われること分かってるじゃ~んっ
仕方ないので皆で雑談してみます。
「この前出張先でこんなお客さんがいてさ~」
「あ~いるいる!対応に困るよね~」
とりあえず仕事に関係のある話をしてみました。
自分たちだけで話してるのも悪く思われそうなので、ほうれん草上司にも話を振ってみます。
「ほうれん草上司だったらこんな時どうしますか?」
「知らねぇよ。ぺちゃくちゃ喋ってないで仕事しろ」
ちーー(-_-)ーーん
大丈夫。想定内です。
また皆黙って仕事再開です。
ほうれん草上司がいない時のオフィスはとても明るくて雑談も弾んでいました。
そしてほうれん草上司が来たら会話がピタリと止みます。
まぁそんなもんですよね。
因みに…
これは「あるある」ではないと思いますが、
ほうれん草上司は、会社から支給されたスマホとプライベートのスマホを通話状態にし、1つをオフィスに残したままタバコを吸いに外に出て社員の会話を盗聴していました。
「今度このメンバーで食事行きませんか?」
「お、いいね。どこ行く?」
「蕎麦食べに行きたーい」
「じゃあ○曜日の△時、××に集合ね」
筒抜け。こわ~…
この件に関しては私も会社を退職した後に知りました。
本当にあり得ることなので、皆さんも気をつけてください。
《部下が会社を辞める理由》
ほうれん草上司の下で働いて会社を退職した人や転勤した人は数知れず。
これだけひどい状況なのにほうれん草上司が上の偉い人に問題視されないのには理由があります。
それは皆が会社を退職する理由や、転勤したい理由です。
皆はっきりと『ほうれん草上司が原因だ』と言わないのです。
「家庭の都合で退職します」
「上京することにしました」
「もっと大きな支店に異動して自分の可能性を広げたいです」
皆それっぽい理由(嘘)を並べてほうれん草上司の元を離れます。
辞める理由をほうれん草上司に話さないといけないので、「もうあんたの下では働けない」と言えないんですね。
もちろん面と向かってほうれん草上司と言い合いになった人もいます。
小さな支店ということもあり、ほうれん草上司の言動はほうれん草上司より上の偉い人たちに伝わりにくいのです。
なので上の人たちもほうれん草上司のことについては「噂程度」にしか知らないのか、なかなか動いてくれません。
ほうれん草上司も上の人が様子を見に来ると、とてもおとなしくなりますからね~。
《まとめ&その後》
以上、私が実際に遭遇した「あるある上司」でした。
細かいことを言うともっとあります。
・仕事で困ったことやトラブルがあっても、とにかく相談し辛い(相談するまでに長らく躊躇してしまう)
・お客様の応対中、分からないことがあってほうれん草上司に相談しに行くとお客様を待たせたまま延々と説教される→結果、お客様からも「遅い」と怒られる
・「新しい付箋使ってもいいのかな」「え、どうだろう分からない」→くだらないことで悩んでしまう
・時間外(プライベート)でも長文メールが届き延々と説教される
・終業の「お疲れ様でした」の挨拶はほうれん草上司が席を外していると、何がなんでも探し出して直接挨拶しないと帰れない
などなどなど…
正直、あるあるネタ過ぎて人に話しても酷さが全然伝わらないし、実際に体験した人にしか心境は分からないと思っています。
誰かに話しても大体「そんな理由で辞めたの?」「忍耐力なさすぎじゃない?」と言われてもっと嫌な気持ちになるのがオチですからね〜。
今となっては話題のいいネタになりますが、あまり話す気にはなれませんね。
その後、ほうれん草上司とオフィスメンバーはどうなったのか?
実はこの話には続きがあります。
私が入社して1ヶ月の内に先輩と中途さんが退職。
私も2ヶ月が限界でした。
元々、理不尽なことや疑問に思うことは放っておけない私。
このまま皆のように適当な理由をつけて退職するなんてできません。
辞める旨を人事に伝える時にほうれん草上司が原因であることをはっきりと伝えました。
言葉にすると如何にもこちらの忍耐力がないと伝わる上記の内容でしたが、とにかくありのままを伝えました。
しかし、ほうれん草上司の下に付いて働く者はどんどん辞めていくという事実は目に見えて分かっていることなので、ようやく人事や上の偉い人達が重たい腰を上げてくれたのです。
結果、ほうれん草上司は降格処分を受けました。
それはほうれん草上司にとっては「クビ」と同じです。
ほうれん草上司は辞表を出して会社を退職しました。
このオフィスに残ったのは新卒ちゃんのみ。
現在、頼れる上司の下楽しく働いているそうです。
パワハラの境界線はとても曖昧なものですが、「上司の上司」がまともな人であれば相談することにより解決することもあります。
今ほうれん草上司のような上司に困っている方々、勇気を出して誰かに相談してみるのもいいかもしれませんね。
それにしても激動の2ヶ月だったなぁ〜。。。
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